マイナンバー制度が始まって便利になる分野もあれば、一方ではある意味監視される分野もあります。
全ての方が、マイナンバー制度を歓迎していないのが現実だと思います。
思い切って、マイナンバーを拒否すれば良いのでは?と思う方もいると思います。
今回は、そんなマイナンバーの拒否について解説していきます。
マイナンバーは拒否できるのか?
マイナンバーは拒否できます。
本人が本気で、マイナンバーを受け取らないつもりになれば、マイナンバーを届けることは出来ないと思います。
マイナンバーが届かなければ、自分のマイナンバーを知ることもありません。知らないものは記入することもできません。マイナンバーを受け取らない行為は、実質的にはマイナンバーを拒否することになります。
また、数々の申請書類に、マイナンバーの記入項目が新設されますが、これらは任意記入項目です。つまり、マイナンバーを記入しなくても申請することができますので、困ることはないと予想されます。
拒否した場合のデメリットはあるのか?
マイナンバーを拒否した場合のデメリットは、現段階で分かっているのは、2018年以降に新規で銀行口座を作る際には、銀行口座とマイナンバーの紐付けが義務になる予定です。
この時に、マイナンバーがないと新規で銀行口座を作ることはできない予定です。
また、今は発表されていないですが、今後マイナンバーと紐付けされる、新しい制度が始まる時には、マイナンバーがないと利用できない可能性があります。
他にも、マイナンバーを拒否することで、各種申請書類のマイナンバー記入欄に、マイナンバーを記入せずに申請することになります。その行為は政府に協力をしない行為となるため、何かしらのデメリットがあると予想されます。
なぜ受け取り拒否をしたい人が多いのか?
マイナンバーの受け取りを拒否したい人が多いのは、自分の資産を監視されることを快く思っていない方や、マイナンバーの安全性に疑問を持っている方、政府への不信感を抱いている方などが考えられます。
誰しも自分の財布の中を知られたくないですし、マイナンバーは特定の個人をある意味監視するシステムと見ることもできるので、快く思えない気持ちも分かります。
ですので、マイナンバー制度が無闇に拡大していかないために、私達ひとりひとりがしっかりとマイナンバー制度を監視して、問題があれば、反対する意思を示すことが大切だと思います。そのためにも、選挙には参加するのが良い思います。