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2016年1月よりマイナンバー制度が始まりましたが、マイナンバー通知カードの遅配や誤配があったり、マイナンバーカードの配布が遅れていたりし、制度としてもまだ稼動していない様子ですね。

 

でも皆さんが知ろうが知るまいが、国会ではマイナンバーの利用について続々と法改定の検討がされています。

その中には銀行口座のヒモ付けがありますが、金融機関がマイナンバーを利用するようになれば、どんな影響がでると思いますか?例えばクレジットカードの審査とかはどうなるのでしょうか?

マイナンバーが導入されると、クレジット審査にどう影響があるのか?

マイナンバー法でマイナンバーの情報を利用していいのは、現状、税・社会保障・災害対策の3分野に関連することのみです。

 

そのためクレジット審査に対して直ちに影響が出るような事はなさそうです。

 

但し、直ちに影響は無くても、将来的に変わる可能性はあります。

 

なぜなら2年から3年後には民間業者を含めてマイナンバーの利用範囲を拡大しようとする動きがあるからです。

 

既に2018年から任意で銀行口座にマイナンバーのヒモ付けを行うことになっています。

 

そして、2年間は強制力を持たない任意ですが、3年目を目処に強制的にヒモ付けを行うことを必要とする法改定を検討しています。

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消費者金融などの貸金業者については、将来的にもマイナンバーを利用できる可能性は低いでしょうが、銀行口座にヒモ付けを行うことを義務付けされた場合、銀行は色んな審査内容にもマイナンバーの記載と利用が追加されていくおそれがあります。

 

これにより、クレジットカードの審査基準が消費者金融と銀行では違うものになるかもしれません。

 

しかし、大手金融機関が消費者金融業に乗り出したり買収したりしている現状、銀行自体がマイナンバーの民間利用を積極的に始めたらどうなるのでしょうね。

 

とりあえず、現時点で影響はありませんが、企業への情報公開・利用の範囲など、今後、国会で審議されるないようは、よくチェックしていく必要があります。

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