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マイナンバーは、これから様々な分野で、利用されることが予定されています。
その中の1つに、マイナンバーと犯罪歴を紐付けることが予想されています。
マイナンバーの個人特定能力を利用すれば、犯罪歴を持つ人物を本人に知られずに、遠巻きに監視することもできると思います。
ですが、この方法は合法なのでしょうか?そもそも、マイナンバーの本来の使い方ではないのではないか?と疑問が沸いてくると思います。

今回は、そんなマイナンバーと犯罪歴の紐付けに関して解説していきます。

マイナンバーで犯罪や逮捕歴も紐付けされるのか?

現段階では、マイナンバー制度の利用方法に、マイナンバーと犯罪歴の紐付けは発表されていません。

実は、公表されていないだけで、マイナンバーと犯罪歴の紐付けを、行っている可能性はありますが、一般人に情報は開示しないと思います。

真っ当に生きているのだから、マイナンバーと犯罪歴が紐付けされても問題ない、と思っている方もいるかもしれませんが、マイナンバーを乗っ取られたり、何らかの理由で自分のマイナンバーが流出して、本人に成りすますことも考えられます。また、手違いで知らない間に、自分のマイナンバーに犯罪歴が記録されていることもあるかもしれません。

マイナンバーと犯罪歴が紐付けされることに、日本に住んでいる方で無関係な人はいないと思います。

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過去の犯罪や逮捕歴はどうなの?

現段階では、過去の犯罪歴や逮捕歴もマイナンバーに登録されることは、予定されていません。

他国のマイナンバー制度と犯罪歴の紐付けの様子

既に世界では、日本に先駆けてマイナンバー制度を導入している複数の国があります。

他国では、マイナンバーと犯罪歴の紐付けはされているのでしょうか?

どの国も既に日本より数年早くマイナンバー制度を取り入れていますが、マイナンバー制度を取り入れている、全ての国でマイナンバーと犯罪歴の紐付けはされていません。

また、他国ではマイナンバー制度を悪用した犯罪が横行しており、マイナンバー制度の利用範囲を限定することで犯罪を防止することも検討されています。

まとめ

マイナンバーと犯罪歴が紐付けされると、何らかの理由でマイナンバーが流出したり、情報を書き換えられたりされた場合に、個人への損害は計り知れないと予想されます。

現段階では、マイナンバーを犯罪歴と紐付けすることは、予定されていませんが、今後紐付けされることも考えられます。安易にマイナンバー制度の利用範囲拡大に賛成するのではなく、マイナンバーが流出した場合などを考慮して、利用範囲を拡大することでのメリットとデメリットを、自分でよく考えて判断することが大切だと思います。

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